名古屋市中区丸の内2丁目の金明竜神社のムクノキは名古屋城築城以前からこの地にあるといわれており、推定される樹齢は400年以上の古木です。
■金明竜神社の住所■
名古屋市中区丸の内2丁目
現地説明看板
ムクノキ・横井也有宅跡
この左手奥にあるムクノキは、推定樹齢約四百年、名古屋城築城前からのもので、幹回り五メートルを越える見事な巨木であり、枝張り南北十四メートル、東西十八メートル、樹高二十メートル余に達する。
また尾張藩の重臣で、俳文『鶉衣(うずらごろも)』の著者としても有名な文人、横井也有の横井孫右衛門家は、也有隠居前後に屋敷を名古屋城三之丸南西隅(現在の愛知県図書館地付近)からこの地に移し、明治維新を迎えた。
名古屋市教育委員会
名古屋城は慶長十四年(1609)に築城がはじまり、元和元年(1615)にほぼ完成しているので、それ以前からこの地にあったとするならば、樹齢は400年を越えていますね。また看板にある横井也有(よこいやゆう)とは、江戸中期に活躍した尾張藩の武士でもあり国学者そして俳人です。著書の鶉衣(うずらごろも)とは俳文集。
私の感想
私の金明竜神社の感想ですが、都会のビル群の中にひっそり残る巨木で、貴重なものだと思います。場所的には那古野神社、名古屋東照宮などとセットで訪れるのが良いです。