現代に残る名古屋城の堀と土塁を実感できる名古屋市中区三の丸庭園

名古屋市中区の三の丸公園は一般開放してある公園ですが、ここは城好きの方に1度訪れてほしいスポットです。その理由は現在に残る名古屋城の堀と土塁を実感できる場所だからです。

■三の丸庭園の住所■

名古屋市中区三の丸3丁目2−5

>>三の丸庭園の場所の地図

中に入ってみる

中に入るとその名前の通り日本庭園がど~んとあります。でも今回のお目当てはこの庭園ではないのです。

庭園の池近くをよく見ると、土盛りがあります。実はこれ名古屋城の土塁です。

土塁は上に登ってあるくことができます。向かって左が外側、つまり堀ですね。向かって右側が庭園です。歩くことはできますが、整備された階段があるわけではないので、降りることができる場所から戻ります。

外はこうなっている!

改めて三の丸庭園を見てみるとこの様になってます。森みたいな部分が先程の土塁。その横というか下が名古屋城の堀跡です。ちなみにこの堀が名古屋城の外堀なので、この三の丸庭園がある場所までかつての名古屋城だったということです。

私の感想ですが、かつての名古屋城はかなり広かったと思います。その理由は現代の私達は、名古屋城といえば、おもてなし隊がいる場所だけを想像します。でもかつての名古屋城はもっと広く、名古屋国税局、名古屋市公館がある場所、つまり三の丸庭園までが名古屋城だったからです。

ちなみに上の画像で堀が逆L字に曲がっていますよね?上(北)に行くと東大手に向かい、左(西)へ行くとそのまま外堀沿いで反対側の角がある御園御門(みそのごもん)の愛知県図書館に着きます。

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